沢月高校生徒会長の仁造なのだ!!
今回は「ネームの書き方」について解説していくぞ!
ネームとは!セリフやコマ割りなど、物語の構成を考えていく段階だから1番重要だぞ!
そして!今回は生徒会副会長の松田くんが一緒に解説してくれるのだ!
ふぁ〜…ねみぃ…
松田くん!今日は我輩のネーム失敗談をもとにご指摘いただきたいのだ!
…いいけど、この後の生徒会会議は出ないからな
…いっつも欠席してるではないか…
まぁ今回は良しとするのである…
早速本題に入ろうぜ
これが安倍のネーム失敗談リストか
描きたいことが多すぎて指定のページ数にまとまらないのだ…
漫画を出版社に投稿する時はページ数が決められてる場合が多い
どうすれば決まったページ数にまとまるのか教えてほしいのだ!
起承転結ごとに起(4ページ)承(12ページ)転(12ページ)結(4ページ)とページ数を決めるとやりやすいぞ
解決策:起承転結ごとにページ数を決める
ネームはページ数を起承転結ごとに分けて考えると「このページ内に終わらせる」と明確な目標が立てられる。
そうすることで無駄なシーンを描かなくて済むぞ。
「ネームを32ページ以内に収める」よりも「起の部分を4ページ以内に納める」ほうが描きやすいからな。
コマ割りによって見え方が全然違うからいつも悩むのだ〜!
せっかく面白い話が描けてもコマ割りがつまらないと台無しだ
苦手な人はどうすれば良いのだ?
とりあえず見せたいコマだけ大きくしとけばそれっぽく見えるぞ
解決策:重要なコマだけ大きくする
「重要なコマ」って言うのは描こうとしている漫画の内容によって違うが、共通して言えるのは「キャラが行動を起こすシーン」や「行動を起こすきっかけとなった出来事」だ。
「迫力を出したいシーン」や「キャラの性格・価値観が現れるシーン」も大きなコマ割りで描くといいぞ。
斜めにコマ割りすると、手慣れてる感を出せていいかもな。
でもこれは…キャラの顔を描くの好きだから許してほしいのだ…
顔だけ漫画だとキャラがどこにいるのかわからなくなってしまうだろ
それはそうなのだが…我輩は背景よりキャラが描きたいのだ…
その場合は「体の一部だけ」を描いたり「アップとヒキ」「フカンとアオリ」を意識したりして画面に動きを出すといいぞ
解決策:「体の一部だけ」描くなどして画面に動きを出す
背景が少なくても面白い漫画というのは「見せ方」がうまい。
例えば、キャラを描くにしても「目だけ」や「手だけ」を描いてキャラの心情を表現する。
キャラの口だけを「アップ」で描いたり、「ヒキ」で全身を描いてキャラ同士を会話させたりと、画面を動かす意識をすると、読者を飽きさせずに読んでもらえるぞ。
「フカン」や「アオリ」で表現できるようになればもっといいな。
ネームを描く時は次の点を意識するのだ~!!
松田くんのおかげで面白いネームが描けそうなのだ!
ありがとなのだ~!
よし、俺は今回頑張ったからもう帰るわ
なんかあったら秋山にまかせといてくれ
松田くんは何故副会長になったのだ…
単位のためだよ
じゃーな!
草なのだ…